目指すは優勝!福岡県出身ボートレーサー・大山千広選手の決意

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 5月10日から15日まで、ボートレース芦屋(福岡県遠賀郡芦屋町)で「読売新聞社杯GI全日本王座決定戦 開設68周年記念」が開催されます。水上で繰り広げられる6艇のボートの熱い戦いは、近年そのファン層を広げ、活躍するレーサーの人気も高まっています。今回の「全日本王座決定戦」にも出場する福岡県出身の大山千広選手が、レースへの決意を語ります。(聞き手=スポーツ報知・井上誠之)

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大山千広選手

ボートレーサー。1996年福岡県生まれ。母は2018年に引退した大山博美・元選手。2015年にデビューし、2017年、21歳で初優勝。2019年にはSG初出場、レディースチャンピオン(女子王座決定戦)へ初出場・初優勝。賞金女王にも輝き、同年のボートレース最優秀女子選手に選出。

 ボートレース界に彗星のごとく現れたシンデレラ――それが地元・福岡県出身の大山千広選手です。デビュー4年目だった2018年に急成長を遂げ、昨年は賞金女王に輝いたほか、女子最優秀選手に選ばれて女子レーサーの頂点に立ちました。今回の「全日本王座決定戦」は、そんな大山選手が初めて走る、ボートレース芦屋での周年記念競走。その直前に、意気込みをうかがいました。



母の勇姿に憧れて

――まずは選手になったきっかけを教えてください。
 元選手だった母の影響です。母はレースで家にいないことが多かったのですが、自宅のテレビで母のレースをずっと見ていて、格好いいなと思って。小学3、4年生くらいの時には、選手になりたいと思っていました。
――選手になってよかったですか?
 私は今まで、全部普通の子でした。中学、高校と部活動は陸上部でしたが、運動神経がいいわけでもないし、勉強もできたわけじゃない。ボートレースは初めて、こんな私でもできる…と思えたことなんです。選手になった今は、毎日が本当に楽しいんですよ。

女子と男子が一緒に走れる

――ボートレーサーは全国に約1,600人。その中で女子選手はわずかに約200人。近年の活躍の一方で、大変なことも多いのでは?
 ボートレースという競技は男子も女子もないと思うんです。むしろ女子が男子と一緒に走れることが、この競技のいいところ。なので、女子で一番になりたいとか、そういう意識はありません。男子の強い選手と走って勉強して、自分を強くしたい。その一心です。
――昨年は女子最優秀選手に選ばれる大活躍。昨年を振り返ってどうでしたか?
 今まで目標にしていたSG競走を初めて、それも4回も走らせてもらったのですが、それまで漠然としていた強い男子選手との差を肌で感じることができ、自分に何が足りないのかが分かって、勉強になった1年でした。それにより一層、男子の強い選手に勝ちたいと思うようになりました。
――レディースチャンピオン最年少優勝や賞金女王と、結果も残しました。
 レディースチャンピオンはタイミングが良かったというか、いいエンジンを引けたので…。賞金女王になれたのは、この優勝があったから、たまたまだと思っています。満足はしていませんし、よく頑張ったな…とも思っていません。それよりも自分の足りないところが見えたことの方が大きかったですね。

女性ファンに元気もらう



――レースと並行して、メディアの取材でも多忙を極めたようですね。
 最初は、ボートレーサーはそんな仕事じゃないのに…と思っていたのですが、女性のファンが増えているという実感もあって、素直にうれしいと思えることも多かったんです。『大山さんの走りを見て頑張ろうと思えました』と言ってくれる女性のファンがいることも知ったりして…。私がメディアに取り上げられることで、そんな風に感じてもらえることがあるんだなと思ったら、それがモチベーションになったりすることもあります。それまでは自分のことで精いっぱいでしたが、応援してくれているファンの皆さんがいることを意識しなければいけないと思えるようになりました。
――昨年の獲得賞金は約5700万円。その実感は?
 ないですね。昨年稼いだからといって今年も稼げるとは限らないですし、そういう選手になったという実感もまだありませんから。
――高額な買い物とかは?
 まだないです。新しい車が欲しいのですが、なかなか買いに行けなくて。デビューした時からずっと、同じ車に乗っています。

結果を残したい!地元・芦屋でのレース

――大山選手にとってボートレース芦屋とは?
 一番、思い入れが強い水面です。一番多く練習もしましたし、走る機会もダントツに多かったですし。でも結果をあまり残せていないんですよ。まだ優勝もしていませんから、今一番優勝したいレース場です。
――芦屋の周年記念競走を走るのは初めてですね。
 女子は周年記念にはあまり呼ばれないので、決まった時はびっくりしました。とてもうれしいですよ。
――九州・福岡のファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。
 地元のファンの方々は、成績がいい時も悪い時もすごく応援してくれて、特に悪い時でも離れずに応援してくださっている方が多いんですよ。そういう皆さんに結果を見せられたらいいと思います。目標は優勝です!



 新型コロナウイルスの影響で、無観客でのレース開催が続く中、インタビューに対して明るい笑顔を見せてくれた大山選手。レース場で選手たちに直接の歓声を送れないことは残念ですが、出場選手はいずれも実力十分の選手ばかり。6日間にわたる「全日本王座決定戦」は、今回も熱い戦いとなることは間違いありません。

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大山選手×芦屋町
 大山選手は芦屋町から車で約50分の飯塚市出身。子どもの頃、母に連れられて芦屋町名物の砂像展を訪れたことがあるとか。「写真も残っていますし、幼稚園の頃、母と砂像展に行ったことは覚えています。砂遊びして楽しかったことも、はっきりと覚えていますよ」。砂像展にボートレーサーが裏方として手伝いに来ることもある。「私はまだ手伝いには行ったことはありませんが、チャンスがあれば、ぜひ」と、大山選手もその機会が来ることを楽しみにしている。


(左)ライトアップされた砂像は迫力満点/(右)期間中の土日には花火も打ちあがります



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