ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」 福岡市科学館で5月29日まで

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記事 INDEX

  • 「疑問を持ち続けること」
  • 頭と体で「天才」を知ろう
  • 自筆の草稿や計算式も展示
  • 招待券を10組にプレゼント

 世界的な物理学者、アルバート・アインシュタインのノーベル賞受賞100年を記念する「アインシュタイン展」が3月12日(土)~5月29日(日)、福岡市科学館(福岡市中央区六本松)で開かれる。アインシュタインの功績や来日してブームを巻き起こした気さくな人柄を紹介。難しい科学理論もゲームで遊びながらわかりやすく体験できる展覧会だ。

「疑問を持ち続けること」

 アインシュタインは1879年、ドイツで生まれた。4、5歳の頃、父親にプレゼントされた「方位磁石」に夢中になる。常に針は南北を向くからだ。これが科学に興味を持つきっかけだった。理科や算数が得意だが、暗記科目やスポーツは苦手で、おとなしい子どもだった。

 大学卒業後、スイスの特許局に就職。3年後の1905年は「奇跡の年」といわれる。後にノーベル物理学賞を受賞する「光電効果」など3本の論文を相次ぎ発表し、これまで誰も説明できなかったことを解き明かした。16年には「一般相対性理論」を発表した。

 晩年は平和を希求し、核兵器廃絶と科学を世界平和に使うことを訴えた。「大切なのは疑問を持ち続けること」。数々の名言を残し55年に76歳で亡くなった。


アインシュタインの業績や人となりも知ることができる

 日本とのつながりも深い。43歳だった1922年(大正11年)、出版社「改造社」の招待で初来日する。前年のノーベル賞が発表され、受賞の知らせを聞いたのは、日本に向かう途中の船内だった。

 11月17日に神戸港に着き、予定を延ばして12月29日に福岡・門司港を発つまで43日間、滞在した。東京、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡で講演。得意のバイオリンを披露し、宿泊先のホテルではピアノを弾いた。もじゃもじゃの髪の毛、気取らない人柄で人気を集めた。

頭と体で「天才」を知ろう

 展覧会の最大の特徴は、アインシュタインが解明した四つの代表的な科学理論「ブラウン運動」「光電効果」「特殊相対性理論」「一般相対性理論」をゲームを通じて体験できることだ。光の性質、重力、時間と空間の不思議も漫画やイラストで紹介する。


光電効果

光は波か、それとも粒か
 光の粒に見立てたボールを的に当てて高得点を狙う。


ブラウン運動

不思議な動きは分子のしわざ
 不規則に光る床に沿って歩き、ゴールを目指す。


特殊相対性理論

伸び縮みする時間と空間
 1年後に爆発する爆弾を載せた自転車で、光の速さで2年かかる惑星まで行って爆弾を解除できるか。


一般相対性理論

まっすぐ進むと曲がってる?
 動きに合わせて空間がゆがむ宇宙を散歩しよう。


 開幕前の10日には、九州大学の学生が一足先に会場を見学。「物理の原理も体を動かして学べるので理解しやすかった」「アインシュタインの生い立ちや人柄がわかる展示もあって身近に感じられた」などと楽しんでいた。


自筆の草稿や計算式も展示


 会場では、1922年にアインシュタインが来日した際、船上で診察した医師に贈った自筆草稿を展示するほか、4月18日までは自筆の計算式も見ることができる。

 所蔵する慶應義塾図書館によると、資料はアインシュタインが雑誌「改造」(1923年1月号)に寄稿した「私の日本旅行雑感」の草稿。

 出版社「改造社」の招待で講演のために欧州から日本に向かっていたアインシュタインは、船中で体調を崩した。乗り合わせた九州帝国大学医学部の三宅速(はやり)教授が診察し回復した。福岡の三宅教授宅を訪問して以降、長く交流しており、草稿は感謝のしるしとして贈ったとされる。


アインシュタイン直筆の計算式(慶應義塾図書館蔵)

 三宅教授は1945年6月、岡山で空襲に遭い亡くなった。戦後、アインシュタインは遺族の依頼に応え、墓碑銘の原稿も送っている。

 草稿は計4枚を前期(3月12日~4月18日)と後期(4月20日~5月29日)にそれぞれ2枚ずつ展示する。前期の草稿の裏面には、計算式が書かれている。テンソル成分の計算が書き付けてあり、相対性理論の計算の一部ではないかと推測される。

招待券を10組にプレゼント

 今回、「アインシュタイン展」の招待券を10組(20名)にプレゼントします。ご希望の方は、ささっとーのTwitterをフォロー&リツイートしてください。



イベント ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」
会期 3月12日(土) ~ 5月29日(日)
※火曜休館(3月29日、4月5日、5月3日は開館)
時間 9:30 ~ 18:00(最終入場 17:30)
場所 福岡市科学館(福岡市中央区六本松4-2-1)
観覧料 大人:1200円/高校生:900円/4歳〜中学生:700円
※前売りと30人以上の団体は200円引き
公式サイト アインシュタイン展 特設サイト

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