石川佳純選手が宗像市でサンクスツアー 卓球を教え、観光も満喫

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記事 INDEX

  • 世界遺産・宗像大社を訪問
  • 実技指導で小学生らと交流
  • サプライズ!のプレゼント

 東京五輪で3大会連続のメダルを獲得した卓球女子の石川佳純選手が子どもたちに卓球を教える「47都道府県サンクスツアー」が、福岡県宗像市の宗像ユリックス・イベントホールで2月18日に開かれた。県内の小学生約80人が参加し、石川選手から球の打ち方や試合での心構えなどを学んだ。JA全農ふくれんと宗像市が主催。ツアーは昨年から始まり6か所目で、九州では初開催となった。

世界遺産・宗像大社を訪問

 ツアー前日には宗像市役所を訪れ、伊豆美沙子市長と対談した。伊豆市長は「女子卓球界をけん引してきた石川選手からサンクスツアー九州初開催の地に宗像を選んでいただき大変感謝している」と話した。祖母が宗像市出身の石川選手。「宗像市には小さい頃から何度も訪れていたので久しぶりに来ることができてうれしい。サンクスツアーを通じて未来を担う子どもたちに卓球の楽しさを伝えたい」と応じた。


世界遺産の説明を受ける石川選手

 ツアー当日の午前中には、世界文化遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産となっている宗像大社を訪問。黒神直豊権禰宜から大社がまつる「宗像三女神」のことや、一般の立ち入りが厳しく制限されており、海の正倉院とも呼ばれる「沖ノ島」について説明を受けた。大社の敷地内にある「神宝館」では、沖ノ島から出土した8万点にも及ぶ国宝の一部を見学した。


映像で沖ノ島の歴史や祭祀を学んだ

 続いて訪れたのは世界遺産のガイダンス施設「海の道むなかた館」。7m×18mの大型スクリーンで、沖ノ島の歴史や祭祀について学ぶと、VRゴーグルを装着して沖ノ島に上陸体験。石川選手は臨場感あふれる映像に思わず驚きの声を上げていた。

実技指導で小学生と交流


身ぶり手ぶりで熱血指導

 午後の卓球教室で石川選手は、子どもたちと一緒に素振りをしたり球を打ったりして、体の使い方を指導。質問コーナーもあり、「試合では自信が一番大事。自信を持てるように、普段の練習や生活に取り組んでほしい」などと語りかけた。


質問に答える石川選手

 実技指導に参加した小学6年の三輪響君は「球が速くてすごかった。『おなかに力を入れて打つ』と教わったので、練習を頑張りたい」とうれしそうだった。終了後、実技指導を受けた小学生には直筆サイン入りの修了証が石川選手から手渡された。


一人ひとりに修了証が手渡された

サプライズ!のプレゼント


JR全農ふくれんのPRブース

 会場には、JA全農ふくれんのPRブースも設けられ、昨年で本格販売開始から20年を迎えたブランドイチゴ「博多あまおう」や米、八女茶のティーバッグなどが販売された。ツアー観覧者らが続々と訪れ、博多あまおうは完売になるほどの人気だった。


ケーキを前に記念撮影

 ツアー5日後の2月23日は石川選手30回目の誕生日。終了間際、会場にバースデーソングが突如流れ、サプライズで主催者からバースデーケーキが贈呈された。博多あまおうをたっぷり使ったケーキを前に「何も知らなかったのでびっくりしました。会場のみなさんにお祝いしていただけて、本当にうれしいです」と笑顔をみせた。



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