グルメもおもてなしも…市民マラソンの魅力を体当たり取材!

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完走を果たした宮園さん(左)と渡辺さん(動画より)

 九州各地で開かれる市民マラソン大会。その魅力を体当たりで伝えるべく、九州観光機構の職員2人が今年、鹿児島県指宿市で開かれた「いぶすき菜の花マラソン」に出場し、その様子を動画で公開しました。”レジェンド”と遭遇したり、沿道の景色や地元グルメを楽しんだり。今後、出場を目指す人にも、参考になりそうです。


レジェンドと遭遇

 いぶすき菜の花マラソンは今年で40回を数える歴史ある大会です。日本一早い時期に開催される市民参加型フルマラソンの公認大会とも言われ、今年は1月8日に実施。6690人のランナーが参加した大会で、機構職員の宮園泰子さんと渡辺裕晃さんが動画撮影も行いながら、完走に挑みました。


コース途中に用意された豆腐を食べ、笑顔を見せる宮園さん(右)と渡辺さん(動画より)

 宮園さんは2021年、鹿児島県庁からの出向で機構に。これまでにも複数回、機構の動画に出演し、地元・鹿児島をはじめ九州各地の観光の魅力を伝えてきました。今回は、「いぶすき菜の花マラソンは地元ではよく知られていますが、動画ならより広く伝えられるのでは」と考え、「私も新しいことに挑戦したい」と出場を決めました。


40回連続で出場しているというレジェンドと、開始早々に遭遇(動画より)

 フルマラソンは未経験ですが、「出たとこ勝負!」という持ち前のチャレンジ精神で、完走の経験がある渡辺さんと練習を積みました。動画では、スタート時の「ゆるさ」、第1回から出場する“レジェンド”との遭遇、様々なコスプレ姿など、ランナーたちのリアルな様子を伝えます。開聞岳や唐船峡(とうせんきょう)そうめん流し、枚聞(ひらきき)神社など、コースに沿って観光スポットも紹介しています。

応援の力は絶大!

 「こんなにマラソンって、温かいんだ……」

 渡辺さんとともに見事、完走を果たした宮園さんはゴールのあと、あふれる涙を抑えきれず、タオルで顔を覆いました。


ゴールのあと、感極まってタオルで目頭を押さえる宮園さん(動画より)

 おもてなしに定評のある同大会。給水のほか軽食なども用意されている「エイドステーション」には、黒糖や豆腐、ミカン、スナップエンドウなど、地元のおいしい食べ物がずらり。中には、ご飯のお供や焼酎のアテになる「カツオの腹皮」といった地元ならではの珍しいグルメもあります。


「カツオの腹皮」は次回のお楽しみ(動画より)

 何よりも宮園さんの心に響いたのは、「沿道の声援」でした。細い道などを除き、コースの至る所で地元住民の激励を受けたといい、「がんばれー!と声をかけてくれたり、ZARDの『負けないで』を演奏してくれたり。終盤は本当に辛かったけれど、足を止めずにゴールすることができました」。


住民の声援が何よりもパワーに(動画より)

 宮園さんは間もなく出向を終え、4月から鹿児島県に帰任します。今大会も含め、機構の動画撮影で各地を訪ねた経験を振り返り、「地域の方々と直接ふれあい、九州の魅力を改めて体感できたことは人生の糧。今後の職務にも必ず生かしていきます」と語ります。


デジタルの完走達成記念証を手にする宮園さん(九州観光機構で)

検索サイトも用意

 九州観光機構ではこのほか、3月19日に佐賀市で行われた「さが桜マラソン」も、別の機構職員が出場した様子を撮影しており、4月以降に公開予定です。

 同機構の担当者は「動画を通じて市民マラソンの雰囲気を感じてもらい、出場者はもちろん、地元の方々にも楽しんでもらえたらうれしい」と話します。

 九州各地では、4月以降もマラソンイベントが計画されています。年間で大小様々の250~300件のイベントがあるといい、同機構では、これらの情報をウェブサイト「マラソン in 九州」で紹介。県別や「エントリー可」などの条件で検索する機能も設けています。ママランナーのブログも掲載しています。


九州観光機構で業務にあたる宮園さん


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