特別展「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝」 7/16から福岡市博物館で

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 特別展「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」が7月16日~9月5日、福岡市博物館(福岡市早良区)で開催されます。400年もの間、久能山東照宮(静岡市)で大切に守り伝えられた、桃山時代から江戸時代の美術工芸の粋を集めた貴重な品々のほか、家康の愛用品が多く展示されます。

家康の甲冑3領同時公開

 今回は、家康所用の3領の甲冑(かっちゅう)を保存修理後、同時に披露する初の機会。白檀塗具足(びゃくだんぬりぐそく)、金陀美(きんだみ)具足、歯朶(しだ)具足で、いずれも重要文化財に指定されています。


重要文化財 金陀美具足(久能山東照宮蔵)


 重要文化財に指定されている家康の愛刀「太刀 無銘 光世作(ソハヤノツルキウツスナリ)」は、鎌倉時代に三池(福岡県)の刀工・光世によって作られました。初の里帰り展示です。


重要文化財 太刀 無銘 光世作(ソハヤノツルキウツスナリ) (久能山東照宮蔵)

家康愛用の鉛筆や眼鏡も展示

 家康の愛用品は「徳川家康関係資料」として、まとめて重要文化財に指定されています。そのうち、メキシコ産の鉛筆は、日本に現存する最古の鉛筆とされています。当時は珍しかった舶来の吹きガラス製の瓶には、家康自ら作ったといわれる薬の褐色の粉末が残っています。いずれも、晩年使用していたというべっ甲製の眼鏡とともに海外からの献上品とみられ、異国文化への強い関心がうかがえます。


重要文化財 鉛筆(メキシコ産純黒鉛)(徳川家関係資料 久能山東照宮蔵)

重要文化財 びいどろ壺(薬壺) (徳川家関係資料 久能山東照宮蔵)


 葵の紋が入った脇息(きょうそく)は、日々そばに置いて使っていた品で、家康を身近に感じられそうです。


重要文化財 葵紋蒔絵脇息 (徳川家関係資料 久能山東照宮蔵)

重要文化財 目器(眼鏡) (徳川家関係資料 久能山東照宮蔵)


 久能山東照宮は、全国の東照宮のうち最初に創建された神社で、静岡市の国指定名勝・日本平に位置する久能山の一角にあります。江戸時代初期の1617年に建立された極彩色の社殿(国宝)や、家康が埋葬された神廟(しんびょう)と呼ばれる墓所などからなります。


極彩色の久能山東照宮社殿(国宝)


 特別展では、甲冑や名刀、書画など約150点を一堂に公開します。詳細は公式サイトでお知らせします。


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