「人をつなぐ。未来をつなぐ。」 東アジア文化都市2020北九州が3月28日開幕!

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 「東アジア文化都市2020北九州」が3月28日(土)に開幕します。この事業は、文化芸術による発展を目指す都市を日本・中国・韓国の3か国それぞれで毎年選び、1年を通じて様々な文化芸術イベントなどを開催するものです。新型コロナウイルスの広がりで開幕式典は延期されましたが、今後、文化芸術イベントを通じて多様な文化を世界に発信し、「創造都市・北九州」の実現へと歩みを進めます。ここでは、開催都市の横顔や北九州での主なイベントを紹介します。

「東アジア文化都市」とは?

 日中韓文化大臣会合での合意により2014年に始まった「東アジア文化都市」。今年で7回目となります。国内ではこれまで、横浜市(2014年)、京都市(2017年)、東京・豊島区(2019年)などで実施されており、九州での開催は北九州市が初めてです。

 「東アジア文化都市」は、日中韓文化大臣会合での合意に基づき、日本・中国・韓国の3か国において、文化芸術による発展を目指す都市を選定し、その都市において、現代の芸術文化や伝統文化、多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものです。これにより、東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに、東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指します。また、東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして、文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより、事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。(文化庁ウェブサイトより)

<これまでの開催都市>
 2014年:横浜市 泉州市 光州広域市
 2015年:新潟市 青島市 清州市
 2016年:奈良市 寧波市 済州特別自治道
 2017年:京都市 長沙市 大邱広域市
 2018年:金沢市 ハルビン市 釜山広域市
 2019年:豊島区 西安市 仁川広域市

今年は北九州・揚州・順天

 今年の開催都市は北九州市、中国・揚州(ようしゅう)市、韓国・順天(すんちょん)市です。正式決定したのは2019年8月、韓国・仁川広域市での日中韓文化大臣会合でした。選定証を授与された北九州市の北橋健治市長ら3都市の代表たちは固い握手で成功を誓い合いました。



開催3都市の横顔を紹介


 今年の東アジア文化都市が開かれる3都市のプロフィールを紹介します。

北九州市


 九州初の政令指定都市として1963年、5市の対等合併で誕生しました。関門海峡を挟んで本州と接し、大陸にも近いという地理的特性により、古くから交通の要衝として発展しました。1901年の官営八幡製鐵所の操業開始以来、鉄鋼、機械、化学などの重化学工業を中心に発展を遂げ、日本の産業近代化や高度経済成長を支えてきました。近年は、ロボットや自動車、情報通信、サービスなど多くの産業が集積し、今日においても高い技術力を誇る「ものづくりの街」として発展しています。一方で、急激な工業発展の過程で公害に苦しみ、克服した経験を持ちます。1980年代以降は、快適な都市環境の創造へと政策の重点を移し、国内だけでなくアジア諸都市との環境技術の国際協力や都市間連携・交流の実績を積み重ねてきました。2018年にはOECDの「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」としてアジアで唯一選定され、環境保全の領域にとどまらない総合的な「持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。

揚州市


 江蘇省の中部、長江と京杭大運河が交わるところに位置します。6000年の文明の歴史と2500年以上の城塞建設の歴史があり、国務院が最初に公布した中国歴史文化名城、国連ハビタット都市、中国初の優秀観光都市でもあります。揚州市は古城の雰囲気がよく保存された歴史文化古城都市です。5.09平方キロの古城区は中国政府により保護が比較的よくなされている千年の古城があります 。老城区東関街は2010年に国家文化部から「全国十大歴史文化名街」の称号を受けました。揚州市は中国唯一の「運河都市」です。2500年前、呉王の夫差が京杭大運河の鍬入れをして以来、中国古運河と共に成長する都市となりました。揚州では古運河の水上観光開発がされており、沿岸の南門遺跡から康山園、盧氏塩商人住宅、呉氏宅台(呉兄弟記念館)、東関の渡し跡などへの歴史文化遺跡などが人気スポットです。「北京で長城を見た後、揚州で運河を見る」という有名なフレーズができるほど人気のある観光地です。

順天市


 大韓民国の南端・全羅南道東部圏に位置する人口28万人の小都市ですが、様々な分野で最高レベルにある都市です。2003年には生涯学習都市に指定され、2020年の大韓民国生涯学習博覧会開催地に選ばれるなど、持続可能な教育都市の基盤構築に努力しています。ユネスコ世界文化遺産の仙巌寺や暫定目録に登録されている楽安邑城、松廣寺など、歴史・文化資源だけではなく、全種別の文化財を保有する都市です。また、順天湾国際交響楽祭、順天湾世界動物映画祭といった国際文化行事や広場での公演など、街中に文化芸術が花開く都市です。順天市は、ラムサール条約湿地都市に認定されました。また大韓民国第1号国家庭園に指定された順天湾国家庭園や2020年のユネスコ世界自然遺産登録を控えている順天湾湿地があります。市全域が生物圏保存地域に登録され、平和と幸運を象徴するナベヅル1000羽以上が飛来し、国内外において名実共にエコロジー都市の地位を確立している都市です。

多彩なイベントで文化を発信

 歴史的・地理的にアジアの玄関口として発展し、多くの文化人を輩出してきた北九州市。「東アジア文化都市2020北九州」では、「人をつなぐ。未来をつなぐ。」をキャッチフレーズに、様々な文化芸術イベントを展開します。



 応援大使は、アジアでの人気も高いサンリオの「ハローキティ」。2020年2月15日に任命式があり、実行委員会会長を務める北橋市長から任命書を手渡されました。ハローキティが一緒に、東アジア文化都市2020北九州を盛り上げます!

イベントスケジュール

<夏のコア期間>

伝統芸能饗宴(仮称)
2020年8月1日(土) 北九州芸術劇場大ホール
日中韓の伝統楽器による新曲の演奏、邦楽演奏家による演奏、日本舞踊家による新曲の創作舞踊ほか。

小倉城薪能2020​(仮称)
2020年夏(予定) 小倉城天守閣前広場(予定)
小倉城を背景に舞台周辺にかがり火を焚き、幻想的な雰囲気の中で日本古来の伝統芸能である能を披露します。

日本文化体験ウエルカムプログラム(仮称)
2020年7月~8月 小倉城、小倉城庭園 ほか
訪日客を対象に日本の文化を体験できるプログラム(茶道や華道、浴衣の着付け体験など)を実施します。

第75期本因坊戦第4局
2020年6月13日(土)~14日(日) 小倉城庭園
囲碁界最高峰のタイトル戦である「本因坊戦」を7年ぶりに北九州市で開催します。

<秋のコア期間>

ART for SDGs

ART for SDGs 2020北九州(仮称)
2020年秋(未定) 八幡東区東田地区ほか
アート作品により「SDGsの17の目標」を可視化し、市民や来場者とともにSDGsの理解を深め、未来のビジョンを創造します。

メディア芸術

GIGA・MANGA展―江戸戯画から近代漫画へ
2020年9月19日(土)~11月8日(日) 北九州市立美術館本館
江戸から昭和初期(戦前)までの浮世絵、明治以降の社会風刺画、漫画雑誌などさまざまな出版物に表わされた漫画的表現を検証します。

3館連携事業「SF都市・北九州」未来を描くチカラ(仮称)
2020年10月3日(土)~11月29日(日) 北九州市漫画ミュージアム
日本の漫画・アニメ・特撮の全体像と特徴を日本の戦後史との関係性の中で析出。SF的手法やモチーフによって"未来"を描くチカラが日本の漫画・アニメ・特撮にあるか否かを問いかけます。(美術館分館及び文学館との3館連携事業)

北九州ポップカルチャーフェスティバル2020
2020年11月下旬(予定) 西日本総合展示場など
若者層に人気の高い漫画やアニメなど「ポップカルチャー」をテーマとした九州最大級のイベント。人気声優やクリエイターのトークショー、アニソンライブ、ブース展示など多彩なコンテンツでイベントを盛り上げます。

北九州フィルム・コミッション 国際映画祭(仮称)
2020年冬 北九州市内映画館など
北九州フィルム・コミッションの実績を市民と分かち合い、世界に向けても映画の街を発信する映画祭を開催します。映画ファンだけでなく、市民の皆様が共に楽しんでいただける映画の祭典を目指します。

文学

書と文芸(仮称)
2020年8月24日(月)~9月13日(日) 北九州市立美術館分館
東アジアに共通する「漢字」をテーマに、日中韓の書家らによる展覧会を開催します。

東アジア文学会議(仮称)
2020年10月31日(土)~11月1日(日) 北九州国際会議場
日中韓の文学者が集うシンポジウムや講演、朗読劇などを開催するとともに、文学を通じた国際交流を図ります。

街なかリーディング(仮称)
2020年秋 街なかの喫茶店など
北九州地域で活動する劇団などが街なかの様々な施設で本市ゆかりの作家の作品を朗読します。

詩と現代舞踊(仮称)
2020年11月7日(土)~8日(日) 北九州芸術劇場 中劇場・小劇場
日本、中国、韓国の詩作品をモチーフに現代舞踊を創作し、上演します。詩作品と現代舞踊を通して、国を越えた多様な文化芸術の相互理解を図るとともに、北九州市の文芸・舞台芸術を内外に発信します。

アートシネマ(仮称)
2020年秋頃 小倉昭和館、長崎街道木屋瀬宿記念館
北九州市ゆかりの作家の小説を原作とする映画の上映会を開催します。読んでから観るか、観てから読むか、市民の皆さんが文学や映画を楽しみ、本市ゆかりの作家を身近に感じていただく機会を創出します。

閉幕式典
2020年11月28日(土) 北九州芸術劇場大ホール
日中韓3都市による文化交流公演、閉幕宣言など



 ここで紹介した「コア事業」のほかにも、市民が創り手として参加する「パートナーシップ事業」などイベントが盛りだくさん! 各イベントの詳細や最新情報は「東アジア文化都市2020北九州」の公式サイトでご確認ください。

北九州市情報ページ「キタキューにささっとー!」は、北九州市のホットな情報をお届けする広報コーナーです。


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