15言語に対応!外国人も安心な北九州市のホームページ

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北九州市情報ページ「キタキューにささっとー!」は、北九州市のホットな情報をお届けする広報コーナーです。

 北九州市は2020年度に、外国人が迷わず正確な情報を確認できるよう、市ホームページの多言語サービスを見直し「外国人向け案内ページ」を設けました。
 15言語で案内する「機械翻訳」や、市内で暮らす外国人のニーズに応じた「情報ページへのリンク案内」といった機能があり、必要な情報へ簡単にアクセスできるよう、利便性を高めました。

グローバル化の波、北九州市にも

 北九州市の人口は約94万人で、うち外国人は1万3871人(2020年3月末現在)を数えます。国籍別では、韓国・朝鮮、中国、ベトナムで全体の7割超を占めています。近年は、技能実習生の受け入れが進むベトナム人が特に増えているそうです。

 市は英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語、ベトナム語の五つを主要言語と位置づけ、生活情報の発信に取り組んできました。


市のホームページに翻訳機能を持たせた北九州市役所

ただの翻訳だけではない

 これまでは、職員らが各言語に翻訳したページを新たに作成して対応していました。在住外国人の中には、ウェブブラウザーの翻訳機能を利用して日本語ページから情報を得る人もいました。

 しかし、翻訳をして発信するのは時間がかかる上、ウェブブラウザーの翻訳機能の精度も十分ではないという問題がありました。そこで、北九州市はより精度の高い機械翻訳サービス「Myサイト翻訳」を導入。日本語でページを作成すれば瞬時に、より正確な翻訳ができるため、情報を多言語で同時に発信することが可能になりました。


PCサイトで翻訳したい場合は画面右上の「Foreign Language」をクリックする

 また、利用者が多い主要5言語については必要な情報にすぐアクセスできるように、「生活」「旅行・ビジネス」「救急・災害」といった目的別の"入口"を設けました。ごみ出しルールや引っ越しの手続き、災害時の多言語コールセンターの案内など、様々な情報へのリンクがまとめられています。


主要な5言語は目的別ページに容易にアクセスできるように

 多言語サービスの利用は、パソコンなら画面の右上、スマートフォンならメニューにある「Foreign Language」をクリックするだけです。ごみ出しルールなどの生活情報もまとめられ分かりやすく案内されていますので、慣れない土地での生活に困っている外国人を見かけたら、このサービスを教えてあげてください。


スマートフォンの場合はメニューから「Foreign Language」を選択する

新サービスへの思いとは

 なぜ北九州市は新たな翻訳サービスを導入したのでしょうか。その理由を広報課の柳井孝輔さんに聞きました。

――新たな翻訳サービスの導入がなぜ必要だったのですか?

 最も大きな理由は災害です。緊急時は情報を瞬時に正確に発信する必要があり、市が発表してから翻訳するまでのタイムラグが致命的になることもあります。日本語での発表と同じタイミングで、外国人も正確な情報を入手できるようにしたかったのです。
 これまでは多言語対応のページを作成していましたが、ホームページ全体を翻訳できるようになったので、得られる情報量も多くなったと思います。

 また、翻訳対応業務を行っていた職員が、外国人向けの窓口・電話対応業務など、本当に人手が必要な場所へ人員を割けるなど、住民サービス向上にもつながったと思います。


北九州市広報課の柳井さん

――情報にたどり着きやすくするにはどのような工夫をされたのでしょうか。

 そこが今回の改善の大きなポイントです。行政機関は、それぞれ担当する内容の専門家として、縦割りで業務を行っているため、ホームページでの情報発信も縦割りになってしまいがちです。
 しかし、住民からすると、「転入する時は」「子どもが生まれた時は」など、関連する手続き情報などはまとめて知りたいものですよね。
 日本人でも戸惑うことがあるのに、外国人はなおさらでしょう。これを解消する「横串の行政サービス」を実現したかったのです。

――日本人にもメリットがありますか?

 実は日本人にこそ知ってほしいサービスです。
 生活情報などをまとめた情報ページもあり、知ってもらうのに便利です。「知らない」から生じてしまう生活文化や風習の違いから生じるトラブルを防ぐ効果も期待できます。

――地域に溶け込むためには、ルールを知ることが大切ですね。

 在住外国人が地域に溶け込むことができれば、災害時の助け合いにもつながります。この新しいサービスが、利便性の向上だけではなく、共助のためにも活用されるとうれしいですね。


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