メニューはスマホで確認、配膳はロボット 福岡市の飲食店で広がり始めた「新様式」

記事 INDEX

  • 「密」回避へ新たな取り組み
  • メニュー表を介した感染を防ぐ
  • 配膳はロボットにお任せ!

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、福岡県内でも多くの飲食店が営業を再開しています。「感染防止」はこれからも続くテーマで、密閉、密集、密接を避けるために様々な工夫を凝らす動きも出ています。「新しい生活様式」を見据えた飲食店の取り組みを福岡市内で取材しました。


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メニューはスマホで読み取って

 「鉄板焼天神ホルモン ソラリアステージ店」(福岡市中央区)では、営業再開翌日の5月19日から、客席にメニュー表を置くのをやめました。代わりに、店舗の入り口や壁面、テーブル上にQRコードを掲示。客はスマートフォンでコードを読み取って、画面に表示されるメニューに目を通し、注文を店員に口頭で伝えます。


QRコードを読み取るとスマホ画面に出てくるメニュー

 不特定多数が触れるものを店内から極力なくして感染リスクを抑えようと、店長の西牟田裕介さんがアイデアを出したそうです。希望者には従来のメニュー表を渡しますが、半数近くはスマホを利用するとのことで、「安心できます」と客に好評です。

 店ではこのほか、①座席間隔を空ける②こまめな消毒③店員のマスク着用とこまめな手洗いの徹底――といった対策を取っています。西牟田さんは「新しい生活様式として、この注文システムが広がってくれれば」と期待しています。


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料理を運ぶロボットが活躍

 居酒屋「定楽屋天神大名店」(福岡市中央区)では4月上旬、料理の配膳を行うロボット「PEANUT」を1台導入しました。注文を受けた料理を店員が台に載せ、テーブル番号を入力すると、ロボットが天井の目印を読み取りながら客の席へ移動します。


ロボットが運んできた料理を受け取る客


 定楽屋は、どれだけ食べても飲んでも会計は上限3000円というシステム。次々とオーダーされる料理を運ぶロボットは店員の負担を減らすだけでなく、客と店員の密接回避にも貢献しているとのことです。


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