大川・若波酒造が創業100年記念酒 6000本を限定販売 

 福岡県大川市の若波酒造は、創業100周年を記念して「若73(わかなみ)純米酒 創業100周年特別醸造」を発売した。

 1922年(大正11年)の創業。社名は、酒蔵のそばを流れる筑後川のように「若い波を起こせ」との思いから名付けられた。「若波」「蜻蛉(とんぼ)」などの銘柄で知られ、現在は今村嘉一郎さん(40)が4代目当主を務める。


創業100周年記念の日本酒を手にする今村さん


 「若73――」は、柳川市産の山田錦を使い、社名にちなんで精米歩合を73%に抑えて米のうま味を残しつつ、軽快な飲み口に仕上がったという。限定6000本を販売。1800ミリ・リットル入りが税込み2970円、720ミリ・リットル入りが同1485円。記念品としてオリジナルの線香花火が付く。

 今村さんは「感謝の気持ちを込めて造った。次の100年を目指して、真摯(しんし)に酒造りに向き合っていきたい」と話している。問い合わせは同酒造(0944-88-1225)へ。


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