「ゆめタウン飯塚」が起工 来年夏の開業を予定

ゆめタウン飯塚の完成予想図(提供:イズミ)

 福岡県飯塚市のJR飯塚駅に近い市地方卸売市場跡地で7月7日、大型商業施設「ゆめタウン飯塚」(仮称)の起工式が行われた。運営する「イズミ」(広島市)によると開業時期は来年夏を予定。商圏人口は筑豊地区の約40万人、年間来店者数は約600万人を見込む。


9スクリーンのシネコンを併設

 建設地は飯塚市菰田西と堀池にまたがる。約5万5200平方メートルの敷地に、鉄骨3階建て延べ約8万8500平方メートルの施設を整備。専門店を中心に約100店が営業する。9スクリーン計1250席を備えるシネマコンプレックス(複合映画館)も併設。うち1スクリーンには、臨場感などが増す「IMAX」システムが導入される。駐車場は約2200台を収容。従業員は約1500人で、地元採用も進めるという。

 式には片峯誠市長ら関係者約40人が出席した。記者会見したイズミの山西泰明社長は、地域活性化に貢献する意気込みを示し、「新型コロナウイルスの影響で変化したライフスタイルに対応するサービスや商品も提供していきたい」と述べた。


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