九州プロレスとタッグ 豊前市がホームタウン協定

協定締結後、ポーズを決める(左から)めんたい☆キッド選手、後藤市長、桜島なおき選手、筑前理事長

 福岡市を拠点に活動するNPO法人「九州プロレス」(筑前りょう太理事長)は7月25日、福岡県豊前市とホームタウン協定を締結した。地域密着を目指す同法人としては初の試みで、今後は相互に連携して地域の活性化を目指すという。

 同法人は2008年に設立され、所属レスラー11人全員が九州出身。「九州ば元気にするバイ!」を合言葉に、九州各地で興行を行っているほか、高齢者施設や幼稚園などへの慰問活動を続けている。

 今回の協定締結は、同市の政策アドバイザーの仲介で実現。協定には、地元で年1回程度、無料のプロレス大会を開催することや、学校へのレスラー派遣などが盛り込まれている。

 この日は、レスラーでもある筑前理事長とめんたい☆キッド選手、桜島なおき選手の3人が同市役所を訪問。後藤元秀市長と協定書を交わした筑前理事長は「地域のニーズに沿った形で元気を届けたい」と語り、後藤市長は「ぜひ、豊前の名を冠したレスラーを育成してほしい」と期待を込めた。同法人は今後、九州の他の自治体とも同様の協定締結を進める方針という。


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