筑後の麦焼酎・西吉田酒造「初潮」が最高金賞を獲得

最高金賞に輝いた「初潮」(西吉田酒造提供)


 福岡県筑後市の西吉田酒造(吉田元彦社長)の麦焼酎「初潮(はつしお)」が、今年の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の焼酎部門で最高金賞を受賞した。

 TWSCは、国内で唯一のウイスキー、スピリッツ、焼酎の品評会。2019年に洋酒部門のみで初めて開催され、20年から焼酎部門が加わった。今年の焼酎部門には281点が出品され、24点が最高金賞に輝いた。

 「初潮」は、国産の裸麦「イチバンボシ」を使用。口当たりの優しさや香ばしさなど裸麦ならではの個性を引き出し、通常の二条大麦に比べ、より甘みのある柔らかな味わいに仕上がったという。

 また、アルコール度数と原料による分類で、アルコール度数25%以下の麦焼酎の中でトップの「カテゴリーウィナー」にも選ばれた。

 同酒造は「これまでの販売先は全国で20店舗ほどにとどまっていたが、受賞を機に少しずつ販路を増やしていきたい」としている。

 1800ミリ・リットル入りが税込み2640円、720ミリ・リットル入りが1430円。問い合わせは同酒造(0942-53-2229)へ。


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