福岡市中央区の西鉄福岡(天神)駅に7月29日、階段を鍵盤(けんばん)に見立て、歩くとピアノの音色が響く「階段ピアノ」がお目見えした。9月11日まで。
まちなかに新たなにぎわいを作ろうと、同市と西日本鉄道(福岡市)が企画。駅北口の1階と2階をつなぐ大階段(44段)の足場がピアノの鍵盤のように白と黒でラッピングされ、うち下から4~18段目を通ると赤外線センサーが反応し、2か所に設置されたスピーカーから音が鳴る仕組みだ。
階段の積極的な利用を促すことで、健康増進を意識してもらう狙いもある。
母親と手をつないで階段ピアノを“演奏”した子どもが喜ぶ姿も見られた。