福岡県の柳川市観光協会は、今年の「白秋祭水上パレード」について、例年と同じ11月1～3日の3日間の日程で行うと発表した。新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止し、昨年は11月1、2日の2日間に短縮して開催した。同協会は今月1日から予約を受け付けている。
市出身の詩人・北原白秋の命日（11月2日）に合わせ、例年11月1～3日夜にかがり火などがともされた掘割でどんこ舟を運航する市を代表するイベント。2019年は延べ200隻以上を運航したが、昨年はコロナ対策で1隻の定員を通常の18人から10人に減らし、延べ44隻を運航した。
今年は開催期間を3日間に戻すほか、1隻の定員を12人とし、1日50隻、延べ150隻以上の運航を目指す。また、昨年同様、沖端地区の白秋詩碑苑で開会式を行った後、高畑公園へと向かう「川上り」コースで行う。
1隻当たりの利用料金は11万円。予約は市観光協会のホームページやファクス(0944-72-9013)などで受け付ける。問い合わせは同協会(0944-73-2145)へ。
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