芸術家支援へ「アーティストカフェ」開設 福岡市

芸術家が交流したり相談したりできるコミュニティスペース

 福岡市は、中央区城内の旧舞鶴中校舎に、芸術家の作品制作や交流などの拠点施設「アーティストカフェ福岡」をオープンした。活動を支援し、世界で活躍する芸術家の育成を目指す。

 施設は旧校舎1階の教室を改修するなどして開設。コミュニティスペースでは、常駐の相談員が、制作や作品販売、海外展開などの相談を受け、適切な専門家を紹介。芸術関連のイベント会場やカフェとしても活用できる。ギャラリーやスタジオ(4部屋)も設けられており、主に国内外から招いた芸術家が作品展示や制作に使用する。


芸術家の作品発表の場として活用できるギャラリー

 市は今年度、市内での芸術活動を支援する「福岡アートネクスト」の取り組みを進めている。8月31日のオープニングセレモニーで、高島宗一郎市長は、「アートの世界で色々な方が挑戦でき、街中にアートがどんどん入って豊かになる取り組みを行っていきたい」と話した。


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