サニックス元選手らがラグビー指南 宗像でアカデミー開講

ボールを使ったゲームを楽しむ小学生ら

 5月末で活動を休止したラグビー・宗像サニックスブルースの元監督やコーチ、選手らが指導する「サニックス ラグビーアカデミー」が9月8日、チームのホームグラウンドがあった福岡県宗像市のグローバルアリーナで開講し、県内のチームでプレーしている小中学生約50人が参加した。

 アカデミーは、トップレベルの人材と施設を活用した社会貢献として、サニックススポーツ振興財団が運営。小学5・6年生コースと中学生コースがあり、活動休止まで監督を務めた松園正隆さん(48)、日本代表として2007、11年のワールドカップに出場し、活動休止を機に現役を引退した今村雄太さん(37)ら8人が指導にあたる。

 初日はコーチが1人ずつと面談し、得意なプレーや課題などを丁寧に聞き取った後、走りながらパスするハンドリングなどに取り組んだ。今村さんは「大切なのは基本。コーチとして成長しながら、子どもたちがレベルアップする姿を見ていきたい」と話した。

 問い合わせはアカデミー(090-3346-3290)へ。


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