ウナギで飲酒運転撲滅 柳川署員がグッズをデザイン 

 飲酒運転撲滅を呼びかけようと、福岡県警柳川署員が柳川名物のウナギをモチーフにデザインを考えたマグネットとステッカー各1000枚が完成し、柳川市交通安全協会に贈呈された。市内の事業所に配り、車に貼るなどして活用してもらう。


ウナギをモチーフにしたデザインのマグネット


 同署によると、今年1~8月に管内(柳川、みやま市)で検挙した飲酒運転は54件。昨年同期より33件多く、すでに昨年1年間の50件を上回っている。同署は危機感を強め、飲酒運転根絶への取り組みに力を入れている。

 デザインを手がけたのは、佐矢本大輔巡査部長。3匹のウナギが「飲酒運転」の文字を捕まえる様子などを描いた。マグネットとステッカーは縦約23センチ、横約17センチで、大牟田法人会、柳川料飲組合、県トラック協会柳川分会など5団体が作製した。

 9月22日に同署で行われた贈呈式では、金子健次市長が「これを機に皆さんと力を合わせて飲酒運転撲滅の運動を盛り上げたい」とあいさつ。5団体を代表して、大牟田法人会の山田良治・柳川支部長が市交通安全協会の江口吉男会長に目録を手渡した。


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