10月9日「のおがた夏まつり」追い山笠、花火も

夏の風物詩、3年ぶり開催

 例年は7月に行われてきた福岡県直方市の夏の風物詩「のおがた夏まつり」が、今年は10月9日に開かれる。新型コロナウイルスの影響で2年続けて中止になっていたため、3年ぶりの開催。直方山笠のハイライト「追い山笠」で盛り上がり、花火大会で締めくくる「いつもの夏」が戻ってくる。



 江戸時代から続くとされる直方山笠はすでに期間入りし、市内は祭りムードが盛り上がっている。追い山笠は市役所前をゴールに、国道200号(旧道)を使った約600メートルのコースで行われる。午後6時10分、男たちの威勢のいい掛け声とともにスタートする。終了後の7時から花火大会。約6000発が打ち上げられ、夜空と遠賀川を同時に彩る。長さ約1000メートルのナイアガラ花火も披露される。

 主催は直方商工会議所などでつくる実行委員会。今年の開催については7月に決め、準備に万全を期すため秋開催とした。感染防止対策として、市役所近くの遠賀川河川敷に設ける主会場では露店数を例年より減らし、酒類は提供しない。

 雨天の場合は10月12日に延期される(18日も予備日に設定)。


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