福岡県は10月25日、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組む県内企業や団体などを後押しする「県SDGs登録制度」を創設すると発表した。31日から申請を受け付け、登録企業などは県のホームページ(HP)で公表する。
対象は県内に事業所などを構える法人、団体、個人事業者で、登録は無料。登録すると、県の制度融資を活用できるほか、商工団体や金融機関の伴走支援を受けたり、県のロゴマークを名刺などに使ったりできる。
実施する取り組みを示したシートと宣誓書を県のHPから提出する仕組みで、12月28日まで第1期分を受け付け、来年2月上旬頃に登録証を交付する予定。有効期間は3年。
服部誠太郎知事は定例記者会見で「SDGs達成に向けた取り組みが一層広がることを期待している」と話した。
県は11月、県内4か所で説明会を開く。問い合わせは県SDGs推進サポート事務局(092-738-5560)へ。