「時空を超えて~乗りもの~」をテーマにした「あしや砂像展2022」が10月28日、福岡県芦屋町のレジャープール・アクアシアンで始まった。町と町観光協会などでつくる実行委員会は、11月13日までの期間中で4万人の来場を予想している。
今年は日本の鉄道事業開業から150年の節目。会場には、日本最初の機関車や関門トンネルから出てきた新幹線など、国内外の彫刻家10人が手がけた13基の作品(最大高さ3.6メートル、幅10メートル)が並ぶ。ほかに、航空自衛隊芦屋基地や県内の高校、中学生らが制作した15基も展示されている。
開会式で、プロデューサーの茶圓(ちゃえん)勝彦さんは「乗りものの変遷や、技術革新の歴史を学びながら、作品の迫力と、トップ彫刻家たちの技術を楽しんでほしい」とあいさつした。
開園は午前10時~午後9時。夜間はライトアップする。入場料は高校生以上500円、小中学生200円。問い合わせは、実行委(093-223-3542)へ。