直方出身ダンサーが「満月神楽」奉納 高千穂で8日夜

 日本と欧州でダンサー、舞台芸術家として活躍する福岡県直方市出身の森弘一郎さん(45)(福岡市)が11月8日夜、宮崎県高千穂町の天岩戸神社西本宮神楽殿で、オリジナル演舞「満月神楽(風と水の舞)」を奉納する。


「満月神楽」のフライヤー


 森さんは北欧・デンマークを中心に数々の舞台作品に出演し、同国の劇場賞を受賞するなど高い評価を得ている。海外での活動は約20年間に及び、舞台芸術家としても実績を重ねている。そんな中、日本の伝統文化を融合した新しい表現を構想し、親交のある天岩戸神社で発表・奉納することになった。


 奉納日は、満月で皆既月食が起きる8日を選んだ。演舞は午後8時から約40分間、同神社に伝わる衣装をまとって行う。音楽や照明は森さんと意を通じたチームが担当する。


森弘一郎さん(森さん提供)


 森さんは「踊りや芸術は、見る人の心に何かを届けられると信じている。持てる力を出し切りたい」と話している。

 演舞は無料で鑑賞できる。問い合わせは天岩戸神社(0982-74-8239)へ。


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