昭和を代表する作曲家で福岡県大川市出身の古賀政男(1904～78年)を顕彰する「大川音楽祭」が来年3月5日、市文化センターで開かれる。第40回を記念し、市出身の歌手・大川栄策さん(74)らをゲストに迎える。主催する古賀政男顕彰会などは、コンクールの出場者を募集している。
第1部がコンクール、第2部がゲストによる歌謡ショー。コンクールは古賀作品を対象にした「古賀メロディー」と、自身が作詞作曲した曲を含む自由曲が対象の「一般歌謡」の2部門で、各部門10組が出場する。
若手アーティストも出演
歌謡ショーへの大川さんの出演は2012年以来。ほかに、17年の音楽祭で史上最年少の9歳で最優秀賞を受賞した東亜樹さん(15)(福岡市出身)と、大川市出身で今年4月にCDデビューした田口こうきさん(26)も出演する。
出場者は年齢や国籍、居住地、プロ、アマを問わない。応募時に曲の1番のみを録音した音源データかテープを提出する。1人何曲でも応募でき、1曲につき3000円の申込金が必要。1次予選(テープ審査)の通過者は、来年1月21日に市文化センターで行われる2次予選(1曲3000円の審査料が必要)に進む。
12月9日(必着)までに、郵送かインターネットで申し込む。問い合わせは古賀政男記念館(0944-86-4133)へ。
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