福岡県福津市の宮地嶽神社で11月25日に開局した第35期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第5局。藤井聡太竜王(20)が初防衛を決めるか、広瀬章人八段(35)が食い下がるか――。関係者や将棋ファンらがかたずをのんで見守った。
対局が行われる貴賓室では、浄見譲宮司や読売新聞西部本社の国松徹社長らが初手立ち会いを務めた。浄見宮司は「今日の小春日和や静けさとは対照的に、戦の前の敵意、緊張、闘志がひしひしと伝わってきた」。日本将棋連盟県支部連合会の若山征洋理事長は開局の様子を見守り、「光の道の宮地嶽で、歴史に残る名局が誕生することを期待している」と語った。
同神社では27日まで、対局を記念した金紙のご朱印を授与している。「両棋士が開運をいただき、名勝負になるよう願って準備した」という。1000円。
■ 気になる「勝負めし」は
25日の勝負めし、勝負スイーツ、勝負ドリンクは次の通り。
藤井竜王 博多和牛ハンバーグと福津野菜のグリルランチ▽鯛もなか、福津あまおうのいちごみるく▽光の道チョコムース、あんずサイダー
広瀬八段 光の道の豪華海鮮丼▽鯛もなか、宮地嶽神社エール▽光の道マンゴーバウムクーヘン、光の道フラワーハーブティー