福岡市博多区の商業施設「ららぽーと福岡」に設置されている人気アニメ「機動戦士ガンダム」の実物大の立像(約25メートル)が12月4日、「交通安全広報大使」に就任した。博多署が、交通事故や飲酒運転の撲滅に活躍してもらおうと委嘱した。
立像の前で委嘱式があり、現在放送中のガンダムシリーズで主人公のスレッタ・マーキュリー役を演じる声優の市ノ瀬加那さんが、立像に代わって委嘱状を受け取った。市ノ瀬さんは「一人一人が交通ルールを守る強い意識を持つことが大切。交通安全を再認識する一助になればうれしく思います」とあいさつした。
今後は、立像をデザインした啓発ポスターが学校や企業などに配布される予定。博多署の佐々木大輔署長は「ポスターが様々な年代の人の目に触れることで、交通安全の機運が高まり、悲惨な事故の抑止につながることを期待している」と話した。
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