「北九州を元気に」ギラヴァンツ新社長が意気込み

 サッカーJ3・ギラヴァンツ北九州の新社長に就任する石田真一・取締役クラブ事業本部長(53)が12月8日、北九州市小倉北区のミクニワールドスタジアム北九州で記者会見を開き、「北九州が元気になっていくようなクラブを目指したい」と意気込みを語った。


会見に臨んだ玉井氏(左)と石田氏

 石田氏は三菱商事などを経て、2021年にギラヴァンツに入社。これまで営業やマーケティングなどの分野を担当してきた。玉井行人社長(65)は会長に就任予定で、石田氏が経営を担当し、玉井氏がチームと地域との連携を強化する役割を担うという。人事はいずれも23年1月1日付。

 玉井氏は「(石田氏には)私が思いつかないような政策を打ち出してもらって、ギラヴァンツをさらにバージョンアップさせてほしい」と期待。石田氏は「より地域に愛されるように、地域密着型で下部組織の育成も充実させられるクラブを目標にしたい」と新体制での飛躍を誓った。

 J2復帰を目指したギラヴァンツは、今シーズンはJ3で13位と低迷。この日は元日本代表の田坂和昭氏(51)が新監督に就任することも発表された。北九州市の北橋健治市長は「新旧社長のお二人には田坂新監督をしっかりとサポートしていただき、一丸となって戦いに臨んでいただきたい」とのコメントを出した。


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