柳川ブランドに「のり」「寝ゴザ」を追加 認定64点に

 福岡県柳川市産の特に優れた商品を認定する「柳川ブランド」に、「柳川海苔(のり)本舗」(吉原弘史社長)の「一番摘み 焼のり・塩のり」と「野口いぐさ」(野口健吾社長)の「ベビー寝ゴザ」が新たに追加された。


「柳川ブランド」に認定された商品を披露する野口さん(左)と荒巻さん


 「一番摘み 焼のり・塩のり」は、有明海産の一番摘みの中でも厳選した原料を使い、一枚一枚丁寧に焼き上げた商品。プラスチック製の容器のラベルには、同市の掘割の川下りなどをデザインした。板のり5枚入りで540円。柳川海苔本舗の商品では、「一番摘み 味付のり」に続く認定となった。

 「ベビー寝ゴザ」はい草を使った商品で、野口社長の長男が生まれた時に開発したという。い草が赤ちゃんの汗を吸い、背中に熱がこもるのを防ぐため、ぐっすりと眠れる。4500円。野口いぐさの商品では「い草ラグ 華の恵み」に続く認定。

首都圏などでPRへ

 柳川ブランドは、市の知名度やイメージを高めようと、市や柳川商工会議所などでつくる柳川ブランド推進協議会が市民などから推薦を受けた商品を審査して認定している。13回目の今回は12点の中から選ばれ、認定品は33事業者64点となった。

 昨年12月21日に市役所で認定式があり、柳川海苔本舗の荒巻優作・営業主任と、野口社長に認定証が手渡された。認定品は、首都圏などでの物産展に出展するなどしてPRする。


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