ドッジボールW杯で「銀」と「銅」 福津市出身の森さん

 ドッジボール日本代表で、昨年12月にカイロで開催されたワールドカップ(W杯)で二つのメダルを獲得した福岡県福津市出身の森美月さん(26)が1月5日、市役所を訪れ、原崎智仁市長に報告した。


笑顔でW杯を振り返る森さん


 森さんは団体職員で、東京都在住。2021年に「コロナ禍でもスポーツで人と関わりたい」と、社会人サークルでドッジボールを始めた。世界の主流で、五つのボールを同時に使って戦うマルチボール種目の体験会や選考会を経て、日本代表に選ばれた。


 W杯では、女子と男女混合の計15試合に出場し、女子で銀メダル、男女混合で銅メダルを獲得した。

 森さんは、日本ではなじみがないマルチボールのルールや、競技の動きに生かそうとキックボクシングを取り入れたことなどを説明。世界では五輪採用を目指す動きもあるといい、「将棋で先を読むような頭脳戦が魅力で、見ていても楽しめる。オリンピック競技になれば、子どもたちも夢を持てる」と語った。


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