今夏に福岡市・天神、中洲、長浜エリアで新規参入する屋台経営者の公募について、市は2月8日、応募者65人から13人を営業候補者に選んだと発表した。応募倍率は5倍で、うち7人が空き区画の多さが課題となっていた長浜エリアの候補者となった。13人は6月1日以降の開業に向け、準備を進める。
公募は2016年度に始まり、今回で4回目。既存屋台の廃業などで空きが出た3エリア計13区画で参入者を募り、市屋台選定委員会が2月1日、成績上位の13人を候補者に決めた。
平均36.9歳
市によると、候補者の平均年齢は36.9歳で、最年少が24歳、最年長は47歳。長浜エリアでは、公募制度が始まってから開業に至った事例はゼロで、今回初めての開業が実現する公算が大きくなった。
市まつり振興課の浜田洋輔担当課長は「市もホームページで紹介するなどし、応援していきたい」と話している。