福岡市の猫写真家・森永健一さんの作品などを紹介する「ねこがすき&うちのねこ展」が2月11日、福岡県直方市のイオンモール直方イオンホールで始まった。九州の島々に暮らす野良猫や、自宅の猫の愛くるしい様子を写真に収めたものなど約160点が公開され、来場者の目を楽しませている。
森永さんが数年前から撮りためた約80点に加え、イオンモール直方が「自慢のうちのねこ」をテーマに一般から募集した約80点も展示。昨年、森永さんの写真展を開いたところ、10日間で約5600人が来場して好評だったため、今年も開催を決めたという。
会場には、魚をくわえて港町を歩くシーンや2匹が“猫パンチ”を繰り出してケンカする瞬間など、さまざまな姿を捉えた作品が並んでいる。仲むつまじく寄り添う猫の親子や、愛猫の無防備となった寝顔を写したものもあり、来場者の笑顔を誘っていた。
家族で訪れた直方市立福地小2年の男児(8)は「おばあちゃんの家の猫と似た猫もいて、とてもかわいかった」と話していた。
観覧無料で2月23日まで。開場時間は平日が午後1~6時、土日祝日が午前11時~午後6時。問い合わせはイオンモール直方(0949-29-8500)へ。