【海と日本プロジェクト】美しい海を未来へ 高校生らが海洋環境問題を議論

企画

ミーティングの中心的役割を担った九州大学大学院の清野聡子准教授(右)

 「海の日」の7月18日、「九州大学うみつなぎ」の主催で高校生らが海洋環境問題などを議論するオンラインミーティングが開催されました。

全国からオンラインで議論

 九州大学うみつなぎは、日本財団の支援事業「海と日本プロジェクト」の一環として、同大大学院が中心となり2020年からスタートしました。福岡の海や自然をフィールドに、持続可能な循環型社会と海ごみ問題の解決を目指して活動しています。


九州大学うみつなぎの活動の様子

 今回の議論のテーマは「世界遺産と、美しい海を、未来へ」。ミーティングの開催地となった福岡県宗像市の大島交流館は、世界遺産登録5周年を迎えた「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群のガイダンス施設です。ミーティングには、長崎県や宮城県など他県からも生徒らがオンラインで参加しました。

 冒頭のあいさつで、宗像市の河野克也副市長は「近年の海洋ごみ問題や海水温上昇は人々の生活に大きな影響を与えています。議論をきっかけにそれぞれの地域で海を守る取り組みが発展することを願っています」と、課題と期待を語りました。

 議論に参加した五島南高校(長崎県)は、海岸調査で集めたごみのうち、プラスチックが半分を占める結果になったことを報告し、「消費活動の見直しと自然環境の保護を両立しなければならない」と訴えました。


壱岐高校の生徒ら

 壱岐高校(長崎県)は、日韓共同で海岸清掃を行ったことを報告。「日本国内だけでなく、ハングル表記のものなど海外からもごみが漂着している」と話し、壱岐のきれいな海を未来に継承していきたいと今後の活動への意気込みを示しました。

 議論を受け、九州大学大学院の清野聡子准教授は「今後も全国の地域で海洋環境について課題をシェアしながら、広い視野をもっていければ」と総括しました。ミーティングの模様はこちらから視聴できます。


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