【海と日本プロジェクト】海岸清掃やごみアートで海の環境を学ぶ 「むなかたSDGs教室」DAY2

企画

ビーチクリーンなどが行われた 「むなかたSDGs教室」DAY2

記事 INDEX

  • ゲーム形式でビーチクリーン
  • 海ごみでウミガメのオブジェ
  • 一日の学び深める新聞づくり

 海の豊かさや環境について学ぶ「むなかたSDGs教室」のDAY2が9月17日、福岡県宗像市の「海の道むなかた館」などで開かれました。県内の小学4~6年生約40人が参加し、ビーチクリーン(海岸清掃)やごみアートづくりを体験しました。

ゲーム形式でビーチクリーン


ゲーム形式でごみを回収

 2日目となるこの日の活動は、開会式の後、鐘崎海岸でのビーチクリーンから始まりました。清掃はゲーム形式で行われ、集めたごみの総量と、ごみの排出国に応じて加算されるポイントで競います。

 子どもたちは班に分かれてごみを次々と回収し、大小様々な漂着物があった海岸は数十分で見違えるようにきれいになりました。中にはインドネシアやベトナムから流れ着いたごみもあり、参加者を驚かせました。


中には大きなロープも

 4年の村田悠真君(9)は「プラスチックや発泡スチロールがいっぱいありました。もっと自分たちでごみを管理しないといけないと思いました」と話していました。

海ごみでウミガメのオブジェ

 午後は、海洋ごみについて学ぶ講座やごみアート制作、オリジナル新聞づくりに取り組みました。


海ごみについて説明する権田さん

 講座では、一般社団法人シーソンズ(宗像市)の代表理事・権田幸祐さんが、海ごみが自然環境や漁業に大きな影響を与えている現状、シーソンズが行うごみの回収活動の様子などを説明。午前中のビーチクリーンで集めたごみが約170キロになったことに触れ、「すでにある海ごみは戻りません。ごみを自分で分別して管理することが重要です。身近なところから問題解決に取り組んでください」と呼びかけました。

 4年の田中結彩さん(9)は「海から車がごみとして出てくるという話を聞いてびっくりしました。海ごみを減らしたい気持ちが強くなりました」と思いを新たにしていました。


拾ったごみでアートに挑戦


 海洋ごみについて学んだ後は、ビーチクリーンで集めたごみでウミガメのオブジェを作りました。班ごとに振り分けられた色に合わせたごみを選び、接着剤で思い思いに貼り付けていきます。作品の完成後は、みんなで感想を話し合いました。


みんなで作品を鑑賞した

 「面白い作品ができました。ごみが生まれ変わるのはいいことだと思います」と、6年の田井中昊樹(ひろき)君(12)は笑顔を見せました。

一日の学び深める新聞づくり


アドバイスを受けながら新聞づくり

 新聞づくりは、読売新聞西部本社の「新聞のちから」委員会の講師が指導。子どもたちは見出しの付け方などのアドバイスを受けながら、イベントで思い出に残った三つのことをまとめていきます。強調したいところに色を塗ったり、シールを貼ってデザインを華やかにしたり、一人ひとりが工夫しながらオリジナルの新聞を完成させました。


思い出に残った三つのことを新聞に

 「きれいな海へ新聞」を作った5年の谷口花さん(10)は「学んだことの振り返りができたし、自分の思ったことを書いて人に伝えられるのはとてもいいなと思いました」と学びを深めていました。


高校・大学生延べ約60人が子どもたちの活動をサポート

 8月27日に行われたDAY1と合わせ、イベントには高校・大学生延べ約60人も参加し、ボランティアとして子どもたちの活動をサポートしました。両日ともに参加した大学2年の竹本一葉さん(20)は「子どもたちが個別に思ったことや感じたことを尊重しながら、うまく一つのイベントを進めるのは楽しかったです。将来につながる土台を築けたと思います」と振り返っていました。


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