【大分】春の新そばに舌鼓 豊後高田10店で提供

試食会で春の新そばを味わう参加者ら

 ソバの栽培が盛んな大分県豊後高田市で、春の新そばの提供が市内の「手打ちそば認定店」10店で始まった。6月24日には、市内の「豊後高田そば道場」で試食会が開かれ、地元の高校生がそばを打ち、関係者らが今年のそばの味を確かめた。

 同市内では年2回ソバを栽培。今年は3月下旬から、約45ヘクタールに種をまいた。全体で例年並みの約15トンの収穫を見込んでおり、手打ちそば認定店では25日から新そばが始まった。

 試食会では、8月の「全国高校生そば打ち選手権大会」に出場予定の高田高3年の3人が練習も兼ねてそばを打った。参加した佐々木敏夫市長は「香ばしく、甘さもある。今年も喜んで食べてもらえると思う」と話していた。


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