【大分】玖珠町「パラディッソ」22日開業 「進撃の巨人」キャラのARも

リヴァイ兵士長のARが出現し、一緒に記念撮影も可能(玖珠町戸畑の「パラディッソおおいた」で)

 休園が続いていた大分県玖珠町戸畑、町農業・畜産公園「カウベルランドくす」は指定管理者が代わり、「パラディッソおおいた」として7月22日、グランドオープンする。自然と最先端テクノロジーを融合させた施設を目指しており、14日にプレオープンし、フロント棟内で、人気漫画「進撃の巨人」のキャラクター、リヴァイ兵士長の3D仕様のAR(拡張現実)などが披露された。

 カウベルランド(13万5000平方メートル)は1999年に開園。経営不振で2016年から休園状態となっていた。東京のITコンサルタント会社「ティーアンドエス」(T&S)の関連会社が、新しい指定管理者となり整備を進めていた。

 新施設は町内の食材をふんだんに使ったレストラン、キャンプ場、バーベキュー施設、小型無人機「ドローン」を飛ばすことができる公園施設を備える。自然を満喫できるほか、最先端技術を駆使した立体画像などで構成した「ナイトショー」も堪能できる。3D-ARは、棟内のフードコートで、専用のアプリゲームをダウンロードしたスマートフォンをかざすとリヴァイ兵士長が現れ、一緒に記念撮影も出来る。

 T&Sの稲葉孝政会長は「玖珠町の自然や、デジタル技術を紹介する『ショールーム』となる。ここを起点に町内、県内を巡ってもらえれば」と話している。


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