【鹿児島】「かごっまふるさと屋台村」がオープン

18店が軒を連ねる「かごっまふるさと屋台村」

 JR鹿児島中央駅近くの鹿児島中央ターミナルビル(鹿児島市中央町)地下に「かごっまふるさと屋台村」が22日、オープンした。鹿児島県産の農産物や水産物などを使った飲食を楽しめる18店が軒を連ねる。

 屋台村は2012年、ターミナルビルの北側約200メートルに開業したが、20年末に市民や観光客に惜しまれながら営業を終えた。新しい屋台村はNPO法人「新鹿児島グルメ都市企画」(伊牟田均理事長)が運営。観光業界や飲食業界の再興を目指している。

 18店では鉄板焼きや炉端焼き、郷土料理などを提供。「北薩摩」「南薩摩 離島」「大隅」の三つのエリアに分かれて店舗を配置する。ターミナルビル近くの商業施設「Li-Ka(ライカ)1920」の1階で営業する飲食店7店も屋台村に組み込むため、屋台村全体としては25店舗体制となる。

 20日に記念の式典が行われ、伊牟田理事長は「鹿児島の食材を楽しむとともに、それぞれの地域に足を運んでもらえるような拠点作りをしたい」とあいさつした。営業時間は午前11時30分~午後11時30分(一部店舗を除く)。


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