【長崎】西九州新幹線「かもめ」デザインの水戸岡さんが講演「挑戦が大事」

 西九州新幹線の車両「かもめ」をデザインした工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが9月3日、長崎県大村市の市体育文化センター「シーハットおおむら」で講演し、約300人が聞き入った。


「かもめ」のデザインについて語る水戸岡さん

 塗装の色は、ほかの車両では使われない美しい白にこだわったことや、床にも自らデザインした柄を敷いたことなどを説明。「非常識をクリアして新たなものが生まれる。挑戦が大事だ」と語った。

 講演後の質疑応答で、「デザインする時はどんな気持ちなのか」と問われると、「楽しい気持ち、新しいものを作る気持ちがないといけない」などと述べた。

 水戸岡さんは、豪華寝台列車「ななつ星in九州」や九州新幹線「つばめ」など、JR九州の車両デザインを多く手がけている。


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