【佐賀】SAGAスタジアム「クラス2」認定 国際大会「開催可」に

 佐賀県は、SAGAサンライズパーク(佐賀市)の陸上競技場「SAGAスタジアム」について、世界陸連(WA)から国際招待大会やアジア大会の開催に必要な「クラス2」に認定されたと発表した。九州では3か所目。世界新記録やアジア新記録が達成された場合、速やかに公認記録になるという。


「クラス2」に認定されたSAGAスタジアム(県提供)

 県によると、2024年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)の開催に向け、19年4月から今年5月まで同スタジアムを改修。80メートル6レーンの全天候型ウォーミングアップ走路やドーピング検査室の新設、トラックの9レーン化などを進め、開催に必要な日本陸上競技連盟の第1種公認を取得した。

 クラス2は、日本陸連からの勧めで一緒に申請。トラックのマーキングの形や色をWAの基準に合わせるなどして整備した。認定は8月1日付で、五輪や世界選手権を除く、国際大会の開催が可能になったという。

 県SAGAサンライズパーク整備推進課の担当者は「まずは24年の国スポ・全障スポを成功させ、今後の大きな大会の誘致につなげたい」としている。


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