【鹿児島】山形屋に北海道が感謝状 物産展での貢献に

 北海道の物産振興会などが全国の百貨店で毎年開催している「北海道の物産と観光展」で、鹿児島市の山形屋が通算34回、売上高1位になっているとして、10月9日、道から感謝状が贈られた。


鈴木知事(左)から感謝状を贈られた岩元社長

 山形屋では1964年に始まり、昨年までに57回を数える。例年11月に約20日間開かれ、鹿児島の人向けに甘く味付けされたイクラのしょうゆ漬けや数の子の松前漬などが人気を集める。

 他の百貨店に比べて開催期間が長いこともあるが、売上額は2位の2倍ほどに上る強さを誇る。過去最高だった2018年には11億円を売り上げた。

 山形屋を訪れた北海道の鈴木直道知事は「道の産業経済の振興に多大な貢献をされた」と述べ、岩元修士社長に感謝状を手渡した。今年は11月4~24日に行う予定で、岩元社長は「全力で開催するので、北海道の今を感じて」と話していた。


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