【山口】「伝説の家政婦」志麻さんが長門の「食」PR大使に

 山口県長門市出身で「伝説の家政婦」として人気の料理研究家・タサン志麻さんが、市のPR大使「ながとフードアンバサダー」に就任した。地元産品の新たな魅力の創出や、「食」を通じた観光振興などに協力する。


江原市長から委嘱状を受け取る志麻さん(右)(長門市提供)

 志麻さんは市内の高校を卒業後、大阪の調理専門学校などを経て日仏のフランス料理店などで働き、2015年にフリーランスの家政婦として独立。各家庭の好みに合った料理を手際良く作る卓越した調理技術で知られる。

 市によると、ふるさと納税返礼品の監修や、地元食材を使ったレシピ集の作成などを行うという。

 11月1日、東京で行われた就任式で、江原達也市長から委嘱状を手渡された志麻さんは「長門には、おいしい食材がたくさんある。全国の皆さんに知ってもらうため、頑張りたい」とあいさつ。市の産品を使った調理を実演した。


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