【佐賀】国名勝「九年庵」3年ぶり秋の一般公開 23日まで

 佐賀県神埼市神埼町の国指定名勝「九年庵(くねんあん)」で11月15日から、3年ぶりに秋の一般公開が行われている。


紅葉シーズンを迎えた園内

 九年庵は、佐賀出身の実業家・伊丹弥太郎の別荘として1892年に建てられた。約6800平方メートルの園内にはモミジやツツジなど約60種、700本が植えられ、整備に費やした歳月が名称の由来となった。

 例年、春と秋に一般公開され、2019年秋は9日間で約5万6000人が訪れた。その後は新型コロナウイルスの影響で中止が続いたが、今年春に再開した。

 県文化課によると、14日時点の色づきは五分程度。近野繭子係長は「3年ぶりなので楽しみにしている方も多いはず。ぜひ秋を体感しに来てください」と話した。

 一般公開は23日まで。開園は午前8時半~午後4時。神埼市観光協会のWebサイトで詳細を案内している。

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