【宮崎】県内初の「オートバイ神社」認定 熊野神社

オートバイ神社に認定された熊野神社

 宮崎市熊野の熊野神社が、日本二輪車文化協会から「オートバイ神社」に宮崎県内で初めて認定された。ライダーの安全を願う場となるとともに、ライダーたちが集まるランドマークになることが期待されるという。

 オートバイ神社は同協会が5年ほど前から認定を受ける神社などを募っており、熊野神社は全国で18か所目、九州では4か所目の認定となった。神社のほか、ほこらがある道の駅なども対象になるという。

 熊野神社は宮司や禰宜(ねぎ)ら神職3人がライダーであることなどから認定を希望し、10月21日に認定された。


認定書を手に記念写真に納まる落合宮司(左端)ら

 11月23日には、認定を歓迎する県内のライダー約10人が愛車で駆けつけるなか、同神社を訪れた同協会ランドマーク認定部会の加藤稔部会長から落合三城宮司に認定書が手渡された。

 落合宮司は「県内をツーリングする際の拠点となり、県内外の多くの方に地域のことも知ってほしい。ライダーの一人として、(神社に来られる)ツーリング客と話をするのも楽しみ」と話した。同神社では今後、ライダー向けの交通安全のお守りを用意する予定。

 ライダー仲間と参拝した宮崎市の市職員、荒武聖治さんは「多くのライダーたちが参拝し、交通安全の聖地のような場所になればうれしい」と話していた。


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