【長崎】3年ぶり!ランタンフェスティバル1月22日開幕

 中国の旧正月「春節」を祝う長崎の冬の一大イベント「長崎ランタンフェスティバル」について、長崎市などでつくる実行委員会は1月10日、今年のイベント概要を発表した。22日~2月5日の期間中、色鮮やかなランタンやオブジェ計約1万5000個が市内を彩る。


2020年に開かれた「長崎ランタンフェスティバル」の様子

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、今年で28回目。中国の衣装を着た約100人が市中心部を練り歩く「皇帝パレード」では、1月28日の皇后役を長崎県出身の女優塩田みうさん(23)が、2月4日の皇帝役をコーラスグループ「DEEP」のメンバーで同じく同県出身のYUICHIROさん(41)がそれぞれ務める。

メインオブジェは「牛郎織女」

 同市の湊公園に設置するメインオブジェは、織り姫と牛飼いが恋に落ちる七夕をモチーフにした高さ10メートルの「牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)」。1月22日午後5時半から開かれる同公園などでの点灯式に合わせ、明かりがともされる。


湊公園に設置されるメインオブジェ「牛郎織女」(実行委提供)


 新型コロナの感染拡大防止のため、同公園などにステージは設置しない。龍踊(じゃおどり)などのイベントは、混雑状況を勘案して浜町アーケードなどで随時実施する予定。


 実行委は「宿泊事業者から、期間中は県外のファンらによる宿泊予約が多く入っていると聞いている。今一度ランタンの魅力を堪能してほしい」としている。


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