【大分】杉乃井ホテル「宙館」が開業 展望露天風呂も
「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市)の旗艦棟「宙(そら)館」が1月26日、開業した。2025年の完了に向けて進む大規模改修では、2棟目の客室棟となる。
宙館は地上14階、地下1階で全336室あり、部屋はスイート、ジュニアスイート、デラックス、スタンダード、カジュアルの5タイプ。宙館宿泊者専用の大浴場やレストランを備えており、最上階の展望露天風呂「宙湯」からは市内の絶景を見ることができる。
24日に祝賀レセプションがあり、杉乃井ホテルを運営する杉乃井ホテル&リゾートの似内隆晃社長が「ワンランク上の特別なひとときを提供したい」とあいさつ。鞍馬達也総支配人は「宙館のオープンを機にさらに別府を盛り上げ、地域に貢献したい」と語った。
杉乃井ホテルを運営するオリックス不動産(東京)は大規模改修で最後となる「星館」の建設に着手した。2025年1月の開業を予定している。
21年12月に閉館した「Hana館」の跡地に建設。地上13階、地下1階建てで、和洋室42室、洋室258室の全300室とする計画。館内にはビュッフェ、和食会席の二つのレストランを設け、婚礼利用もできる多目的ホール、別府市内や別府湾を見渡せるテラスも備える予定。