【長崎】内村航平さん「諫早の魅力PR」大使委嘱状交付

 体操男子の五輪金メダリストで長崎県諫早市出身の内村航平さんが1月26日、同市の大久保潔重市長から「諫早市ふるさと特別大使」の委嘱状を受け取った。この日は早速、市内の観光名所を“視察”するなどし、大使としての役割を果たした。


意気込みを語る内村さん(左)と大久保市長

 大使就任は昨年11月18日付。市が「内村さんは古里に対する思いが強い」として、就任を依頼した。

 市役所で1月26日に行われた交付式で、内村さんは「大使になり、皆さんと近い存在になれたと思う。体操で培ってきた経験を生かし、諫早市のすばらしさを全国、世界にアピールしたい」と語った。大久保市長は「物産展を開催する時の協力や、スポーツ合宿に関するアドバイスなどもいただきたい」と期待した。

観光名所を“視察”

 交付式に先立ち、内村さんは同市小長井町にある果物をかたどった形が人気の「フルーツバス停」などを見学。老舗のウナギ料理店では、「楽焼(らくやき)」と呼ばれる陶器に入ったウナギの蒲焼きを堪能した。味について「パリッとした中のふわっとした食感は、この焼き方ならでは」と話し、満足そうな表情を見せた。


「楽焼うなぎ」を堪能する内村さん


 内村さんは2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪の個人総合で2連覇を果たすなどし、昨年3月に引退。昨年9月の西九州新幹線の開業日には、諫早駅で一日駅長を務めた。


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