【宮崎】ギョーザ購入額、2年連続日本一を達成!宮崎市

 総務省の2022年の家計調査が2月7日に発表され、ギョーザの1世帯(2人以上)当たりの年間購入額は宮崎市が4053円となり、2年連続で全国1位となった。消費拡大を図ってきた同市ぎょうざ協議会のメンバーらは、宮崎空港(宮崎市)で祝賀のセレモニーを開いて喜びを分かち合った。


2年連続の日本一にちなみ、指を2本立てて喜ぶ協議会のメンバーら(宮崎空港で)

 空港では現在、1階ショールームで県内20店の冷凍ギョーザを販売する「みやざき餃子(ギョーザ)まつり2023」が開かれており、協議会のメンバーらは連覇が決まると、この場所に集合。くす玉を割って笑顔をみせた。協議会の渡辺愛香会長(41)は「連覇は宮崎ギョーザをよりPRできるきっかけになる」とあいさつ。駆けつけたJA宮崎経済連の坂下栄次会長らも渡辺会長らに祝いの言葉を贈った。


宮崎市で販売されている持ち帰り用の焼きギョーザ


 家計調査は都道府県庁所在地と政令市で行われる。スーパーなどで購入した持ち帰りの生ギョーザと焼きギョーザが対象で、外食と冷凍品は含まない。22年の家計調査で宮崎市の年間購入額は、「ギョーザのまち」として知られる宇都宮市(2位、3763円)、浜松市(3位、3434円)を上回った。


 空港での餃子まつりでギョーザを購入していた宮崎市の自営業、水尾梨沙子さん(44)は「宮崎が盛り上がるのはうれしい。これからもたくさん食べて協力したい」と話した。まつりは3月27日まで。


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