【くらし】住宅ローン金利 西日本シティなどが引き上げ

3月の固定金利

 九州・山口の主要地方銀行が1日までに公表した3月の住宅ローン金利は、西日本シティ、佐賀、鹿児島銀行などが固定10年の最優遇金利を2月1日時点から引き上げた。引き上げ幅は0.05~0.1%。宮崎と鹿児島はそれぞれ0.1%引き上げて1.3%とした。西日本シティと佐賀は0.05%引き上げた。



 住宅ローンの固定金利の指標となる長期金利が昨年以降上昇傾向にあり、各地銀で引き上げが相次いでいる。福岡、肥後、山口などは先月に引き上げたこともあり、3月は据え置いたとみられる。

 契約者の7割超が選ぶ変動金利は、宮崎が最優遇金利を0.95%から0.825%に0.125%引き下げた。指標となる短期金利が上昇しておらず、インターネット銀行などとの金利引き下げ競争が激化していることから、宮崎は引き下げたとみられる。そのほかの主要地銀は据え置いた。


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