【鹿児島】九州駅弁グランプリで「かれい川」が頂点に
JR九州は3月3日、第13回「九州駅弁グランプリ」の表彰式を行い、嘉例川駅(鹿児島県霧島市)で販売されている「花の待つ駅かれい川」(森の弁当やまだ屋)がグランプリに輝いた。西九州新幹線の開業を記念して6年ぶりに企画し、九州各地から51品がエントリーしていた。
選考は、駅弁の購入者が味や盛りつけなどを評価して昨年10月~今年1月に投票し、上位10品を選出。古宮洋二社長ら審査員の採点を加味して順位を決めた。
花の待つ駅かれい川は、霧島産黒米や鶏の煮付け、サツマイモやニンジンの天ぷらなど郷土料理が味わえ、古宮社長は「地元が感じられ、作っている人の顔が見えるような素晴らしい駅弁」と講評した。
準グランプリは、新玉名駅(熊本県玉名市)の「山菜とりめし」(日本料理たがみ)と、鹿児島中央駅(鹿児島市)などの「わっぜぇうまか!!薩摩黒膳弁当でごわす。」(城山ストアー)だった。