道の駅をプラス　列車でも！車でも！旅を楽しむ「九州駅印帳」

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鉄道と車の｢駅｣がコラボ！
鉄道38駅＋道の駅30か所
地域の特産品もプレゼント

　九州・沖縄を楽しく巡ってもらおうと、九州観光機構(福岡市)と九州・沖縄「道の駅」連絡会駅長会(佐賀県基山町)が、デジタルスタンプラリーを4月下旬から初開催しています。集めた「駅印スタンプ」の数に応じてプレゼントを用意しており、2025年2月末まで実施します。

鉄道と車の｢駅｣がコラボ！

　スタンプラリーは「プラス『道の駅』をめぐる九州駅印帳」。九州観光機構が2021年から行っている「九州駅印帳」を活用した観光周遊促進企画です。

九州駅印帳の冊子。白色(左)は2月に発売された新色

　九州駅印帳は、コロナ禍で旅行需要が低迷する中、九州観光の活気を取り戻そうと同機構が始めた「九州の感動と物語をみつけようプロジェクト」の一環で誕生。冊子の「九州駅印帳」(税込み2750円)を購入してスタンプを集める“リアル版”と、スマートフォンを使って無料で参加できる“デジタル版”があります。

「九州の感動と物語をみつけようプロジェクト」のウェブサイト

　リアル版もデジタル版も、御朱印帳の鉄道版として楽しめます。九州地区の全16鉄道事業者の35駅(デジタル版は36駅)でスタンプがもらえ、JR九州の複数の駅も対象となっています。

リアル版では、冊子に対象駅でもらえる｢駅印｣を貼っていく

　冊子はこれまでに約2500冊を販売。デジタル版の利用者は年間4000～5000人ほどで、道の駅と初めてタッグを組む24年度は7000人を目標にしています。

スタンプラリーの特設サイト

鉄道38駅＋道の駅30か所

　今回の企画で対象となるのは全部で68の「駅」。鉄道の駅では、通常の九州駅印帳の36駅に、北九州モノレール・小倉駅(北九州市)と、ゆいレール・赤嶺駅(那覇市)の2駅を加えた38駅。道の駅は、九州・沖縄8県の計30か所です。

対象の道の駅などを紹介する特設サイトのページ

　参加するには、「九州の感動と物語をみつけようプロジェクト」へのエントリーが必要。特設サイトからもエントリーページに進めます。その後、対象の道の駅・鉄道の駅のいずれかで、掲示されたポスターにあるQRコードをスマホで読み込むと、デジタルスタンプを集められるようになります。ためたスタンプは、特設サイト内のマイページで確認できます。

集めたスタンプはマイページで確認できる

地域特産品もプレゼント

　期間中、鉄道の駅のスタンプ20個と、道の駅のスタンプ20個を集めると、「コラボ賞」としてweb上のマイページ内で特製デジタルメダルがもれなくもらえます。

「コンプリート賞」(左)や「道の駅賞」を用意（画像はイメージ。九州観光機構提供）

　道の駅のスタンプ30個すべてを獲得すると、「道の駅賞」の抽選に参加できます。期間中のスタンプ発行数が最も多かった道の駅の商品を詰め合わせた「道の駅お楽しみBOX」が10人に当たります。

　全68個を制覇すると「コンプリート賞」に応募できます。抽選で10人に、新色(白色)の九州駅印帳(冊子)に今回の企画特製の駅印を添付して贈呈します。なお、応募は「道の駅賞」か「コンプリート賞」のいずれか片方となります。

道の駅や鉄道の駅にあるポスター(見本)

　企画を担当する九州観光機構国内事業部の林秀樹さんは「“駅仲間”でコラボする斬新な企画。この機会に、鉄道沿線はもちろん道の駅を含め、さらに広域で九州・沖縄の旅を楽しんでほしい」と参加を呼びかけています。

チャンネル九州塾より

　九州観光機構では、YouTube公式アカウント「チャンネル九州塾」で、九州の観光を楽しむ様々な情報を発信しています。

壱岐の島旅

　食の宝庫で古代の歴史にも触れられる長崎県の離島・壱岐を、機構職員による「九州をツナギ隊」の5人が体当たり取材。壱岐牛のすき焼きやクラフトビールなど地元グルメを堪能し、歴史を伝える施設や景勝地を訪ねます。パワースポットを巡ったり、農園でバナナの葉を使ったスイーツを味わったり、壱岐の魅力に迫ります。

熊本城マラソンを詳報

　2月に開催された熊本城マラソン2024に、機構職員の土屋勇介さんが挑みました。沿道の応援、「ドーナツ棒」やミニトマトといったエイドも紹介。初めてのフルマラソンで、足の痛みなどランナーのリアルなつらさも伝えつつ、逆風に負けずゴール前の難所・通称「地獄の上り坂」を駆けます。他のランナーへのインタビューも。

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