福岡県は、太陽光発電で削減した二酸化炭素(CO₂)排出量をとりまとめ、国の認証を得た「クレジット」として企業などに販売し、その収益をさらなる環境保全へとつなげる「福岡カーボンクレジット倶楽部」を運営しています。入会対象者は、入会届の提出日から過去2年以内に「太陽光発電設備」または「蓄電池」を設置した方。入会手数料や会費は一切かかりません。入会いただいた方先着1000名様に5000円分のQUOカードをプレゼント!自宅や会社で削減したCO₂で、お手軽に環境保全活動に貢献しませんか。
CO₂排出量削減へ 福岡県の今
福岡県の温室効果ガス排出量は2021年度4240万トン。そのうち、98%の4167万トンがCO₂で、家庭・事業所(オフィス・商業施設など)からの排出が全体の26%を占めます。13年度の6186万トンからは減少傾向ですが、県が目標としている温室効果ガス排出量を①50年度実質ゼロ※(長期目標)②30年度に13年度比46%減(中期目標)にするためには、県民の皆さんと企業、行政が一体となってCO2削減への取り組みを進めていくことが求められます。
※温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いた値をゼロとするもの。
カーボンクレジットってなんだろう?
「カーボンクレジット」とは、再エネ・省エネ設備の導入や森林管理などで排出削減・吸収したCO₂を「クレジット」として、売買できる仕組みのことです。
クレジットの売却で得た資金を新たな省エネのための設備投資などに活用できる一方、クレジット購入者は、自社の排出削減量としてPRすることで、企業価値を向上させることができます。
福岡カーボンクレジット倶楽部では、国が認証する「J-クレジット制度」を活用しています。
福岡カーボンクレジット倶楽部の活動とは?
福岡カーボンクレジット俱楽部では、CO₂削減量が少なく、各自ではクレジット化が困難な会員(家庭や事業所)から集めた削減量を取りまとめて、国の認証を得たJ-クレジットとして企業に売却します。
得られた収益は、植樹活動などの県の環境保全事業に活用します。
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