有田、波佐見、三川内… GWは九州各地の陶器市へ行こう! 

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2024年の「波佐見陶器まつり」の様子(提供:波佐見陶器まつり協会)

 4月下旬~5月上旬のゴールデンウィークに合わせて、2025年も九州各地の陶磁器産地で陶器市が予定されています。歴史ある有田陶器市をはじめ、佐賀、長崎両県の3か所で行われるイベントをまとめました。一人でじっくり、家族や友人とにぎやかに、お気に入りの器と出会う旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

食べ歩きを楽しめる歩行者天国も!「有田陶器市」


有田陶器市の公式ガイドブックの表紙(提供:有田商工会議所)


 121回目を数える「有田陶器市」は4月29日~5月5日、佐賀県有田町内一円で開かれます。有田商工会議所が主催し、今年も例年と同様、約100万人の人出が見込まれています。


 約400店が参加し、日常使いできるカップから美術品まで幅広く販売。前年に続いて、JR有田駅前に歩行者天国を開設し、キッチンカーが並んで軽食を提供するマルシェが開催され、食べ歩きも楽しめます。


公式ガイドブックでは見どころも紹介(提供:有田商工会議所)


 駐車場は公営、私設の合計で約8200台分を確保。会場を巡る無料シャトルバスも運行されます。


 なお、公式サイト上では4月26日9:00~5月6日23:59、「Web有田陶器市」も実施されます。

◆開催概要
【期間】2025年4月29日(火・祝)~5月5日(月・祝)
【時間】おおむね9:00~17:00 ※店舗により異なる
【場所】有田町内一円
【公式サイト】有田陶器市
【問い合わせ】有田商工会議所 TEL:0955‐42‐4111

カジュアルから伝統工芸まで「波佐見陶器まつり」


体験イベントも企画(写真は2024年の様子。提供:波佐見陶器まつり協会)

 長崎県波佐見町の特産品・波佐見焼が並ぶ「波佐見陶器まつり」は4月29日~5月5日、同町のやきもの公園で開かれます。

 地元の商業組合や商工会などでつくる「波佐見陶器まつり協会」が主催し、67回目。前年並みの約150店が参加する予定で、カジュアルな品から伝統工芸品まで幅広くそろいます。陶器の絵付け体験(有料)や成形体験(無料)もあります。


幅広い品がそろう(写真は2024年の様子。提供:波佐見陶器まつり協会)


 公設駐車場は8か所に計2630台分を用意。期間中は公式ホームページで空き状況を知らせる計画です。


◆開催概要
【期間】2025年4月29日(火・祝)~5月5日(月・祝)
【時間】9:00~17:00
【場所】やきもの公園 広場(長崎県波佐見町井石郷2255-2)
【公式サイト】波佐見陶器まつり
【問い合わせ】波佐見陶器まつり協会(波佐見焼振興会) TEL:0956‐85‐2214

オークションも開催「三川内焼窯元はまぜん祭り」


三川内焼窯元はまぜん祭りのチラシの表面(提供:実行委)

 長崎県佐世保市の三川内(みかわち)焼の祭典「三川内焼窯元はまぜん祭り」は5月1~5日、同市の三川内山一帯で開かれます。

 15の窯元が参加。各日2回(11:00、15:00)、三川内焼のオークションが開かれるほか、若手作家の作品展や、一部の窯元による絵付け体験も企画されています。


チラシの裏面(提供:実行委)


 期間中、三川内焼が映った写真をインスタグラム・フェイスブックで投稿すると、2人に1万5000円分の商品券が当たるフォトコンテストも行います。


◆開催概要
【期間】2025年5月1日(木)~5月5日(月・祝)
【時間】9:00~17:00
【場所】長崎県佐世保市の三川内山一帯
【公式サイト】三川内焼窯元はまぜん祭り
【問い合わせ】三川内焼窯元はまぜん祭り実行委員会 TEL:0956‐30‐8311

チャンネル九州塾で紹介

 九州観光機構のYouTube公式アカウント「チャンネル九州塾」でも、九州の陶磁器のほか、観光に関する様々な情報を伝えています。

有田、波佐見、三川内の焼き物を深掘り


 佐賀、長崎両県の陶磁器の産地に焦点を当て、各自治体の首長に魅力を語ってもらう企画です。聞き手は九州観光機構の唐池恒二会長。「有田焼」と「三川内焼・波佐見焼」の2部構成です。「有田焼」の回では、佐賀県有田町の松尾佳昭町長をゲストに、町で焼き物作りが盛んな理由や「ちゃわん最中(もなか)」といった気になるスイーツを紹介。「三川内焼」と「波佐見焼」の回では、長崎県の宮島大典・佐世保市長と前川芳徳・波佐見町長が“ご当地自慢”を披露します。

新企画!「白サワーの九州はしご酒」


 「ビール大好き」という九州観光機構の職員「白サワー」が、九州の酒場町を訪ねる企画が4月からスタートしました。初回は、福岡市中央区の渡辺通駅や薬院駅から近い「三角市場」。ノスタルジックな雰囲気が広がる一帯で、肉酒場や焼き鳥屋をハシゴし、「ディープな場所ですが(出会う人は)みんないい人」と味わい深い時間を過ごします。

ジャパネット創業者・髙田さんの「伝える」極意


 通信販売「ジャパネットたかた」の創業者・髙田明さんが「伝える 7つの極意」をテーマに語ります。動画は計3回。第1回では「自分たちがここしか売れないと決めてはダメ。視野を広げるのではなく見方を変える。そのためにはしっかり勉強を」といった「伝える」ための姿勢を語ります。第2回では「導入がとても大事」「間は次の『有』を生み出す『無』」「言葉以上に身体(からだ)がしゃべる」といった表現のノウハウを解説。第3回は「トップが夢を語り続けるのは大事」と組織論にも触れます。

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