
「プラス『道の駅』をめぐる九州駅印帳」の特設サイト
記事 INDEX
- 「鉄道の駅」「道の駅」の68駅
- 2024年度は3700人が参加
- たくさん訪ねて特産品
観光客に九州各地へ足を運んでもらおうと、九州観光機構(福岡市)は、鉄道の駅と「道の駅」を巡るデジタルスタンプラリー「プラス『道の駅』をめぐる九州駅印帳」を今年も始めました。九州・沖縄「道の駅」連絡会駅長会とのコラボ企画で、2024年度に続いて2度目。実施期間は26年2月末までで、達成数に応じたプレゼントも用意し、参加を呼びかけています。
「鉄道の駅」「道の駅」の68駅
九州駅印帳は、九州各地の「鉄道の駅」のスタンプを集めるもので、九州観光機構が2021年から実施。専用の冊子を購入して、スタンプを集めていく”リアル版”と、スマートフォンで参加できる“デジタル版”があります。
コラボ企画「プラス『道の駅』をめぐる九州駅印帳」は、九州駅印帳のデジタル版を活用。通常の7県36駅に、北九州モノレール・小倉駅(北九州市)と、ゆいレール・赤嶺駅(那覇市)を加えた「鉄道の駅」38駅と、九州・沖縄の「道の駅」30か所の計68か所が対象です。
なお、道の駅は、24年度の30か所とはいずれも異なるとのことです。
2024年度は3700人が参加
2024年度は、この「道の駅」コラボ企画に約3700人が参加したため、デジタル版の九州駅印帳全体の利用者は23年度の2倍を超える約7700人に到達。年度目標も大きく上回りました。
好評を受けて、今年もコラボ企画が決まりました。特設サイトでエントリーすれば参加でき、これまでに九州駅印帳で登録済みなら、このエントリーも不要です。
スタンプを集めるには、スマホのGPS(位置情報)設定をONにした上で、対象の「鉄道の駅」か「道の駅」に掲示された2次元コードを読み取ります。マイページでログインすれば、取得状況を確認できます。
たくさん訪ねて特産品
68か所のうち50か所以上のスタンプを集めると、「オーバー50駅賞」として、九州にまつわる鉄道グッズが抽選で10人に贈られます。
また、道の駅全30か所のスタンプを集めると「道の駅賞」として、特産品を詰め合わせた「道の駅お楽しみBOX」が抽選で10人にプレゼントされる予定です。プレゼントの発送はいずれも26年3月中となる見通しです。
九州観光機構の国内事業部で企画を担当する天羽俊夫さんは「大好評の『道の駅』とのコラボイベントを、今年も実施します。鉄道沿線はもちろん道の駅の近辺など各地を訪ねていただき、九州駅印帳の旅を満喫してほしい」と話しています。
チャンネル九州塾では
九州観光機構は、YouTube公式アカウント「チャンネル九州塾」でも、九州の様々な魅力を伝えています。
世界最大のくまモンに出会う八代旅
機構の職員たちでつくる「九州をツナギ隊」の4人が「2024年度の卒業旅行」として、熊本県八代市を旅しました。八代編では、高さ6メートルの「世界最大」のくまモンと出会ったり、い草の産地らしい「畳作り」を体験したりします。「八代妙見祭」で知られる八代神社も参拝。熊本のソウルフード「太平燕(タイピーエン)」や新グルメ「妙見まんじゅう」も味わいます。日奈久編では、24年の全国のゆるキャラのコンテストで1位に輝き、八代市公認キャラクターとなった「ちくワン」が登場します。
九州の世界遺産5件を総まとめ!
九州のワクワクするお出かけ情報を届けるコンテンツ「九州のお出かけ情報」では、九州の世界遺産5件を特集します。大人気アニメの舞台になったという「屋久島」(鹿児島県)や、「明治日本の産業革命遺産」を構成する軍艦島(端島、長崎県)や八幡製鉄所(北九州市)など、世界自然遺産2件、世界文化遺産3件を紹介します。周辺グルメにも触れ、楽しみ方を発信します。
熊本のおすすめスポットをショート動画で
ショート動画では、「熊本に行きたくなる」をテーマに、熊本県内のおすすめスポットをエリア別で6か所ずつ紹介。阿蘇・南小国・高森編では、JR九州の特急列車「あそぼーい!」やダイナミックな景観が楽しめる「草千里ヶ浜」、地元食材をたっぷり使った伝統料理が味わえる「高森 田楽の里」などが登場します。人吉・球磨編では「青井阿蘇神社」や「球泉洞」といった名所に加え、復興の歩みと日本酒のおいしさを改めて知ることができる「大和一酒造元」や「松田うなぎ屋」などのグルメ情報も伝えます。
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チャンネル九州塾の登録者数は1万6300人(5月16日時点)。九州観光機構は、さらなるチャンネル登録と視聴を呼びかけています。